《2日目 ①》のつづき
諏訪大社四社巡り
さてさて、お待ちかねの諏訪大社巡りです!
ところで…
わたくし姓を藤森と言いまして、これ実は諏訪発祥の苗字。
祖父のさらにご先祖がおそらくこの地方から関東に下ってきたようで、
出身はお江戸にござりますが、私のルーツはここにあり!と、勝手にご縁を感じております。
ちなみに建築家の藤森照信さんも、茅野出身。
ペルーの元大統領も関係あるのだろうか…
諏訪大社について
諏訪大社は、全国にある諏訪大社の総本社。
上社(かみしゃ)…本宮(ほんみや)・前宮(まえみや)
下社(しもしゃ)…秋宮(あきみや)・春宮(はるみや)
の二社四宮で鎮座しています。諏訪観光ナビ
諏訪大社といえば、お祭りもユニーク。
「御柱祭(おんばしらさい)」は、7年に一度行われるご神事で、
選び抜かれた樹齢150年を超える大木16本を、四社それぞれご社殿の四隅に建てる儀式です。
ご存知の方も多いと思いますが、諏訪大社には縄文や出雲、古代ユダヤなどと繋がる謎もいろいろあって、
御柱祭の他にも「御頭祭」といって75頭分の鹿の頭を生贄としてお供えする儀式がありますが、どちらも古代ユダヤにそっくりの儀式があったり…
不思議なご神事のルーツがどこにあるのか、考察してみるのも楽しいかもしれません。
TOLAND VLOGでいろいろ紹介されてますので、参考まで。
前置きはさておき…
今回が3度目か4度目の参拝。
下社から順に巡っていきました〜
下社・春宮
春宮は、四社の中でも私をワクワクさせる位置付けにあります。
なぜかは、後ほどわかります。
諏訪の銘酒、ずらり。
出雲大社のようなねじねじのしめ縄。
これも偶然ではありません。
ここの御祭神である建御名方神(タケミナカタ)は、出雲大社に祀られている大国主(大国様)の二男なのです。
他に、その妻の八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)、その兄の八重事代主神(コトシロヌシ)が祀られています。
きれいな清流。
浮島橋にて、パチリ⭐︎
やってきました、万治の石仏。
謎の石仏です。
願い事を念じながら3回グルグル回ると願いが叶う、と言われていますが、
友人に言わせるとそんなおまじない昔はなかったそうです。笑
真相はいかに…
隣には小さな田んぼ。稲が植えてありました。
てへ。2周ほど、友人とおしゃべりながらちょっと回っただけ…
そして…
これこそ私が春宮でワクワクすると言っていた理由!
ここ、川遊びができるくらいのちょうど良い浅瀬があって、夏には地元の少年たちがバチャバチャしてます。
ご覧ください、この透明度!
ちゃっかり水遊びする40歳…パチリ⭐︎
夏日ということですごい気持ちよかったですが、水がかなり冷たくてすぐに上がりました…
イボ取り石
ここでちょっと面白いことが…
これ、ケヤキの木の葉にいっぱいイボイボが生えてるのですが…
(ゾワゾワ系が嫌いな人はスルーしてネ!)
なんだろうね〜?と話してたら、地元のおじいさん(神社のガイド的な人?)が急に
「大きな木に興味があるようですね」って話しかけてきて、(仙人かと思った…)
境内にあるこの石について教えてくれました。
広い境内でこの石だけなぜかポコポコ穴が空いてて、ここに溜まったお水をイボに塗ると治るというジンクスがあるそうで、
実際おじいさんだかその知人のイボが消えてしまったのだそう!
ほぉ、これは興味深い…
ちゃっかり持っていたお水を垂らして、お腹にあるホクロのようなイボに塗り塗り…
今のところまだ消えておりませんが、お参りと併せて続けたら効くのかもな〜
ちなみにこの石の上にはさっきの葉っぱイボイボの木が。
これ、ケヤキの木でした。
イボイボの正体は…ケヤキハフクロフシというアブラムシの寄生ということです。(ぎょぎょっ!)
おじいさんは、この上の木の葉を伝って落ちる水がイボに効くのかわからないけど…
と言っていた。
皮肉にも、その木の葉はあんな虫に寄生されてあんなイボイボ…
でも逆にホメオパシーの原理で、イボだらけの木のご神気でイボを治癒してくれるのかも…!?
諏訪大社の謎は深まるばかりです…
くらすわでちょっと休憩
すごーく暑かったので、アイスでも食べたいねぇ〜
ということで、一旦休憩を挟むことに。
地元民が行くおすすめアイス屋さんは本日お休みで、くらすわのカフェへ。
ここが裏口。
カフェも落ち着く空間。
窓の外、中庭的なテラス席もあります!
じゃん♪ソフトクリーム
おいしくクールダウンできました〜
下社・秋宮
さてお次は下社の秋宮へ。
ここは境内も広くて、大きな参道沿いにお土産屋さんもあったり、四社の中でもいちばん開けてて賑やかな雰囲気。
昨年から鳥居周辺の工事が行われており、完成すると水路などを利用して庭園のような散策路ができるそうで、行ったときはあと少しで完成という感じでした。
海外の観光客も多く、賑わっていました!
秋宮は写真が1枚しかなくて、すみません…
御祭神は春宮と同じく、
建御名方神(タケミナカタ)
八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)
八重事代主神(コトシロヌシ)
です。
上社の本宮
続いて上社・本宮へ!
ここは四社の中で私的にいちばん厳かで、神様の気配を感じられるスポット。
別にそういう勘がすごく鋭いタイプではありませんが、ここに来るといつもなんか気が引き締まるような感じがするのです。
裏手にお山があって、それ自体が御神体となっているからかもしれません。
こちらは「入口御門 布橋」
1829年建立で重要文化財に指定されています。
パチリ⭐︎
ここはいつも風が抜けるのですが、参拝後に通ったとき、すごーーく気持ちいい風が吹き抜けて…
なんだかボーッとしちゃいました。
本殿を拝みます。
こちらの御祭神は、
建御名方神(タケミナカタ)の一柱。
やはり存在感があります。
答えをいただきたいことがあって、おみくじを引いたら…
出ました、大吉!!\(^o^)/
ありがとうございます〜
上社・前宮
最後に訪れたのは、上社・前宮。
高台に位置するので、急勾配を登っていかないとならないのですが、
今回は友人が妊娠中ということもあり、いちばん上の駐車場まで車で登りました。
写真を撮らなかったのですが…
前宮にはとっても可愛い小川がサワサワ流れてて、これが手水舎も兼ねています。
ある意味四社の中でいちばん素朴なに雰囲気。
御祭神は、八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)です。
実は四社の中で本殿があるのはここ、前宮だけ。
春宮は杉の古木、秋宮はイチイの古木、本宮では守屋山が御神体となっています。
さらにここ前宮は本殿の裏手に回ると、四社の中で唯一、御柱4本すべての間近に行くことができます。

これは以前訪れたときの写真
大きくて立派な建物とかはなく原始的な感じですが、それがまた良い、前宮なのです。

藤の花の花びらがいっぱい落ちてる…
本殿まで登る間に、前宮水眼広場という憩いの場所があります。
最近できたそうで、水が流れてきれいな芝生もあってすごく気持ちいい。
さらに休憩所のような建物があり、お手洗いはもちろん地元の人が運営するカフェやちょっとした神社資料の展示スペースもあります。
ここで流していた御柱祭の映像がとても興味深くて…
ついつい見入ってしまいました。

これは御柱を斧で切り付けているところ

氏子衆が集って、迫力がすごい!
いつか参加してみたいなぁ…
さて、これで諏訪大社四社すべて廻り終えました!
いや〜、楽しかった!!
妊娠中の友人にも会えてマタニティマッサージのプレゼントもできたし、
おいしいお店をいろいろ案内してもらって満喫できたし、
諏訪湖畔のきれいな風景に癒され…
諏訪大社もしっかり巡れて…
感無量です!
帰りは茅野駅から。
実は茅野駅には超おいしい駅そばがあって、ここで食べてから東京に戻るのが恒例となっていたのですが、
今回はお昼にお蕎麦を食べたし、まだちょっと時間も早くてお腹も空いてないので、おあずけ…
また友人が出産して落ち着いた頃に行きたいと思います♪
それでは、
今日も最後までお読みいただきありがとうございました⭐︎
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