〈アロマブレンド〉バリのつもりがスリランカ。本来の自分へと導くオリエンタルブレンド

 

 

いよいよ梅雨ですね…!

急に寒かったり、はたまた蒸し暑かったり…

私は暑いのは好きなのですが、ここ数年の異常な蒸し暑さにはお手上げです。

 

でも、熱帯雨林のような気候を都会のコンクリートジャングルで味わうのはイヤだけど、

アジアンリゾートの蒸し暑さはなんか心地よかったりします♪

 

最近は旅行できないのもあってバリ島のことをすごい考えたり、ガムランやジェゴグ(倍音のきれいな竹の楽器)の音楽を聴いたりしています。

昔泊まったコマネカタンガユダ、すばらしかった…

 

日本人にも、そしてセラピスト仲間にもファンの多いバリ。

私は2012年に初めて行ったのが最後になってますが、常に心から離れない場所です。

とくにウブド…♡

テガララン

 

あと、バリは人もいいですよね。

みんな素朴で親切。

日本のサービスは完璧で丁寧だけど、作られた親切だから個人的にあまりくつろげなくて、心から感動することってほとんどないのですが…(地方のペンションとかではある)

バリの人は(私が体験した限りでは)、サービスでというよりもっと単純に友だちを助けるような感覚で自然に接してくれるから心にグッときます。(帰国の日、ホテルを出てから本気で泣きました)

 

とにかくナチュラルで、やりたいからやってるだけという感じが心地よい。

心が豊かだからこそ出るものだよな~…

私もそのようになりたいのですが、しばらく田舎であく抜きしないと…(-_-)

バリニーズダンスも本場でまた観たいなぁ〜

 

 

さてさて、また前置きが長くなってしまいましたが、

今回はそんなバリに思いを馳せて、ちょっとオリエンタルでスパイシーな香りが欲しいな~と思って作ってみたブレンドです。

 

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・

イランイラン

サイプレス

マンダリン

クローブ

※ベチバー/フランキンセンス

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・

 

手持ちの精油の種類を増やしたのは前にも書きましたが、中でもスパイス系の精油というのが興味をそそってまして…

お料理でもスパイスをうまく使える人ってすごいな~というのが前からあったので、

今回は「クローブの魅力をうまく引き立たせる」というのを目標で作ってみました。

 

※のベチバーとフランキンセンスは片方ずつそれぞれ試してみました。

ベチバーだとやや重めになるので、フランキンセンスの方が良い気がしていますが…

そのときの気分にもよるので、さらに柑橘を足してもいいのかなと思ったりもしています。

 

 

香りの印象はというと…

バリじゃなくてスリランカのイメージになってしまったかも…!?笑

神秘と祈りの楽園、というより、アーユルヴェーダで健やかに!みたいな…

なんか伝わるでしょうか…

「癒される~」というより「鼓舞されてる!」みたいなどっしり感があります。

心にハマるタイミングを選びそうですが、合うときにはとてもガシッとくる、そんなブレンドです。

 

 

そしたら後からおもしろいことが…

 

以前もブログに書いたこちらの本

「フレグラント・マインド」

バレリー・アン・ワーウッド 著

アロマセラピーで心を元気にするのを目的としていろんなブレンドや知恵が書いてある、とても興味深い本なのですが…

 

ちょうど読んでいたページが「幸福」「自己イメージ」「自己主張」「自己認識」「自信」「自尊心」「創造性」だったのですが、それらを高める精油リストに、今回のブレンドに使った精油(またはその近種)がけっこう固まって入っていたのです。

上記の項目って、自分の深いところ(魂の部分)とつながって自己実現するために、すごく大切な要素なんですよね。

 

うまく説明できませんが、本来の、ありのままの自分をしっかり・がっしり出していきたいときに、支えとなるブレンドなのかな~と思いました。

 

せっかくなので、この本から心に留まった文を少し抜粋してご紹介します。

 

 

幸福

「ある意味では、不可能を望まず、自分のあるがままを受け入れる能力こそが幸福だと言えます。

自分の限界を受け入れることが、幸福に至る入り口のひとつでしょう。自分の価値を信じることが、もうひとつの入り口です。」

 

自己主張

「自己主張とは、自分の欲しいものや自分に権利があると思うものを、気後れせずに要求できる力をいいます。

自分が他人の思い通りではなく、自分らしくあることを権利として守ることです。

自己主張とは、自分自身の安全性を守り、ときには自分が何者なのかという感覚を保つことです。」

「自己主張と攻撃性(押しの強さ)が混同されがちですが、この二つはまったく別物です。」

 

自己認識

「本当の自分と一体になることは、自己を実現するために大切な手段です。自己認識を深めることにより、私たちは精神的な自己に近づくことができ、さらに自分が何を望み、何を恐れ、何を喜ぶかをはっきり知ることができます。

自分がどのように感じ、どのように反応するかをきちんと認識し、本当の自分を強く意識したなら、心はもっと健康になるでしょう。

~ のびのびと本来の自分をさらけだして、自分自身の姿に満足を感じることが望ましいのです。要するに言いたいのは「あなた自身を評価しなさい」ということです。」

 

自信

「自信のある人が部屋に入って来た瞬間に、誰もがその魅力に気付きます。その人の周囲には、「嫌われても好かれても自分はこれでいい」という雰囲気が漂っているのです。

 

自尊心

「自尊心とは、自分の可能性と価値を認識し、自分のすることに誇りを持ち、自分の判断を信じることです。

自尊心を持っていれば、いくらか弱点があったとしても自分の長所に目を向けて良さを認めることができるので、ゆるぎない自分を保つことができます。」

 

抜粋以上

 

 

これらは普遍的に大事なことですが、

「風の時代」が始まって個人の魂がそれぞれのやり方で輝ける時代となった今、ますます重要になってくる要素ですよね。

 

 

なんとなく思いついたブレンドが意外なところ着地しましたが…

図らずも今すごく求めてたメッセージのような気がします。

 

あ!今私により合うのはバリじゃなくてスリランカだったりして…!?

スリランカ、経済危機で大変なことになっていますが…

雨降って地固まることを祈るばかり。落ち着いた暁には必ず訪れたいと思います。

謎めいてるシーギリヤロック

 

今回もお読みいただきありがとうございました。

皆さまの心にも何か響いていたらうれしいです。

ではまた!

 

 

 

 

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