みなさん、こんにちは。
今回はタイトル通り、ちょっと重めなテーマのブレンドです…
といっても、ここ直近で私が死別を体験したわけではありませんし、
ブレンド自体はとっても明るい香りで、よい出来に仕上がってます(^^)
作ったきっかけはまたまたいつもの参考図書
「フレグラントマインド」の
「死別」の項目より…
慰めとなるブレンドに
「ゼラニウム、マンダリン、パチュリー」
というのがあって、
単純に「あ、この香り合うだろうな~」と思って試したのが始まりでした。
「この3つだけでも良いけれど、私なりにもうちょっと足してアレンジしてみたい!」
そう思ってできたブレンドがこちら。
ゼラニウム
マンダリン
オレンジスィート
パチュリー
ペパーミント/ローズマリー
これ、とっても好きな感じに仕上がりました(^.^)
お花やフルーツの甘さで密度も濃く、ハートが満たされる感じ…♡
ちょっとスッとする香りも入れて、だらけないように調整もしてみました。
ペパーミントかローズマリーは気分によって使い分け。
ミントはシャキッとして良いのですが、寝るとき枕元に置くとたまに目にスースーするので…(^^;)
そういうわけで、今回はブレンドのテーマより「香りの良さ」を優先して作ったつもり、
だったのですが…
今この記事を書くにあたって、テーマをどう伝えよう?となったとき、
そういえば…!!とすべてつながって、
やはり図らずも「死別」というテーマにフォーカスしてたのか…と思ったので、そのまま書きます。
私とじいちゃんの話、
ちょっとだけお付き合いください。
実は、このブレンドを考えてたとき、ちょうどお盆(うちは新盆なので7月)で…
不思議なんですが、いつもお盆やお彼岸のとき、それを意識する前になぜか先に死んだじいちゃんのことが浮かぶんですよね。
それでこないだもふとじいちゃんを思い出し、
「あ~たまには彼のためにお花を飾ろう」と思ったとき、
「あれ、そういえばお盆だ!!」と。笑
たぶん本当に帰ってきてたのでしょう…
私とじいちゃんは、私が小さい頃はとっても仲良しでした。
父親のいなかった私にとって彼は父親代わりで、
一人っ子の私にとって遊び相手もしてくれて、
母親がいつも不在で寂しくなりがちな私の心に、無償の愛をくれました。
物心ついてからはイライラさせられることもあったし、
私が何を言ってもヘラヘラしてるのがこれまたムカついて、「クソジジイ!!」と呼んでたこともあります。爆
でも、本質的にはやはり気が合うし、考えも似てる。
そして、私にはない行動力や、偉大なるマイペースなところはとても尊敬しています。
彼が亡くなったとき、私はまだ自然療法や東洋医学のことや西洋医療のメリット・デメリットについて何も知らなくて、
亡くなった後に、食事療法で自分の体調が改善したことから独学でその研究を深めていき、
「あのときの治療はこうしてればよかった!」
というのがどんどん出てきました。
みなさんも経験あること多いと思いますが、
こういう気付きって、いつも後からなんですよね…
当時は悔しい気持ちでいっぱいで、
あのときの私が今の知識を持ってたら、もっと長生きしてもらえたのに…と
今でも罪悪感があります。
でも、たぶんその原動力があったから自然療法についていろいろ研究して、たくさんの人に伝えることもできたし、
これからも、この経験を無駄にしないで生きていきたいと思っています。
現在は、食事や栄養などの物理的な健康法の研究は自分の中でひと段落してて、
あとは「心(感情)」なんだな…
という所にたどり着いたので、
今はこうしてアロマを通じて心を癒すことにフォーカスしています。
(なのでアロマブレンドも、心のケアに役立つものの方が気になる)
死別のつらさは、本当に体験したその人にしかわかりません。
きちんとお別れの言葉も交わせずに別れるときなど、そのつらさは計り知れません。
それでも生きていかなくてはならない。
また話は逸れますが、
東京でサロンをしているとき、在宅ホスピス医の内藤いづみ先生にお越しいただく機会がありました。
テレビでも何度も特集されてるのでご存じの方も多いはず。
お会いしたとき、言葉では言い表せない不思議な感覚がしたのを今でも覚えてるのですが、
先生のご著書を読んで、日々なさっていることを知り、
その理由がよくわかりました。
4000人のいのちによりそった”看取りの医者”が教える
死について、看取りについて、
改めて記憶を掘り返していろいろな思いが爆発して、
じいちゃんをはじめ死別した人との最後を悔やむ気持ちがすごく浄化されました。
言葉でうまく説明できないのですが、
もしもこの記事を読んでいる方で、今実際に死別に苦しみ、闘っている方がいるのなら、
(そうでなくても誰にでもなのですが…)この本から何か救いがあるのではないかと思います。
ちなみに、内藤先生にも影響を与えた
エリザベス・キューブラー・ロスの
「死ぬ瞬間」
こちらもおすすめ。
気付けばすごい長くなってしまいました…(^^;)
いつものごとく、とりとめのない文章ですが
必要としてる人へ、何か伝わってお役にたててたらうれしいです。
それでは、また!
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