満月の日に頭が重くなるのはなぜ?〜女性のリズムと”流れに身をまかせる”知恵〜

 

 

 

空がいつもより明るくて、

なんだか落ち着かない夜。

 

そわそわしてじっとしていられなくなったり、

頭が重くて集中できなくなったり、

眠れなかったり──

 

不思議に思ってあとから手帳を見てみると、

その日は、いつも「満月」でした。

 

そんな月のサイクルに合わせてやってくる”どうにもならない不調”を、

リズムの流れに身をまかせながら、

やさしく受け入れるヒントを綴ります。

 

 

満月の夜に爆走する、わたし

以前、夜にランニングをする習慣がありました。

 

とくに決まった曜日はなく、「今日は行っとくか〜」という感じで。

 

でもときどき、いてもたってもいられなくなって、

「もう走らずにいられない!」

という日があるんです。

 

あとから手帳を見ると、その日もやっぱり”満月”

 

 

さらに、頭痛がしたり、眠れなくなったりも。

とくにスーパームーンのように月が明るくきれいに輝く夜ほど、

気持ちが高ぶってしまうのです。

(もちろん部屋はいつも通り暗いのに、です。)

 

 

満月とからだの不思議な関係

月の満ち欠けが潮の満ち引きを動かすように、

私たちのからだ(約60%が水分)もまた影響を受けています。

 

出産のタイミングが新月・満月に重なる方が多いのも、

月のリズムと関係しているといわれます。

 

頭が重くなるのは、満月の頃に血流が頭に上りやすくなるため。

そのせいで血管が拡張し、神経を圧迫して痛みが出ることもあるそうです。

 

私の場合は、そんなときじっとしていられず、

むしろ走りたくなるのは、

「頭にのぼった気を体に戻す」ためなのかもしれません。

 

運動することで体にフォーカスしてバランスをとったら

実際、かなり落ち着きます。

 

 

女性のリズムと月のサイクル

女性のからだは、生理周期が月のサイクルと連動することも多く、

月の影響を受けやすいといわれます。

 

占星術でも、

・月=女性性・受容・内側の世界を象徴。

そして月は、太陽の光を”受け取る”ことで輝きます。

 

私たち女性も同じように、

「受け取る力」「変化をゆるす力」を持っています。

 

それを思い出すのが、満月の頃なのかもしれません。

 

 

”リズムを受け入れる”ということ

以前の私は「計画」とか「ルーティン」にこだわっていて、

一定にできない自分を責めたりすることがよくありました。

 

でも、女性のからだには”揺らぎ”がある。

それを「波」として受け入れていくうちに、

「無理に整えよう」とするよりも、

”波乗り”のように、その時々に合わせて動く方が自然だと気づいたんです。

 

うまくいかない日があるのも、ちゃんと生きている証拠。

流れをコントロールしようとするよりも、

”まかせる”ことの方が、実はずっとしなやかで強いのかもしれません。

 

 

満月を”自分を甘やかす日”に

もし満月の頃に不調が出やすいなら、

それは「がんばりすぎサイン」。

 

たとえば、眠れない夜に備えてお気に入りのハーブティーを用意したり、

本を読んだり、アロマを焚いたり──

「今の自分をいたわる時間」に変えてみるのもおすすめです。

 

満月の不調を拒むのではなく、

”自分を甘やかすリチュアル”にしてしまえばいいのです♡

 

 

おわりに

月のリズムに合わせてゆらぐからだも、

予定どおりに動けない日も、全部わたしの一部。

 

その流れを信じて、

ときには流れに”身をまかせ”、

そして静かに”身をゆだねて”いく。

 

そんな風に生きることが、

女性としての「わたしを愛すること」なのかもしれません。

 

 

満月のように、自然のリズムは私たちの内側にも静かに影響しています。

 

月だけでなく、「地球の動き」や「電磁波」など、

目に見えないエネルギーにも敏感に反応する人もいるようです。

 

私自身、以前トンガの大噴火が起こったとき、

強い耳鳴りを感じた経験がありました。

 

次回はそんな、「電磁波過敏症」や「地球の動き」を感じ取るような体験について、

私なりの視点で綴っています。

 

▶︎ 電磁波や地震の前に感じる頭痛 〜敏感なからだが教えてくれるサイン〜

 

 

 

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