メキシコ展とメキシカン…と、樹脂香コーパル

 

 

 

少し前になりますが、上野の東京国立博物館にてこないだまで開催していた

古代メキシコ展に行ってきました。

マヤ・アステカ・テオティワカン

古代文明にワクワク~

 

説明をあまりちゃんと読んでませんが、

この青い色、当時よく使われていた色で「マヤブルー」と言います。

インディゴに少し緑がかったきれいな色で、年月が経ってもこの通り色あせないのが特徴。

 

昔、ターナーの「マヤブルー」という絵の具を買ったときにこの色の名前を知りました。

初期ルネサンスの宗教画のような神聖なロイヤルブルーも好きですが、

土や森など自然を感じる深い青、とても好きです。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは何だと思いますか?

鳥の装飾がとってもきれいです!

 

正解は、香炉でした。

儀式のときに使っていたそうです。

 

何の香りを焚くのか気になって説明を読んだら、見慣れぬ名称が…

その名も「コーパル」

 

…???

気になったので調べてみました。

(興味ない方は飛ばしてネ!)

 

 

コーパルとは、琥珀(こはく)と同じ樹脂が固まったもの。

黄色~オレンジがかった飴色、まるでべっこう飴のようです。

 

琥珀は数千万年以上前のものですでに化石化しているのに対し、

コーパルは数万年前の半化石状態のものを言うそうです。

 

琥珀とコーパル、見た目はほとんど変わりありませんが、硬化度合いが違うため飽和食塩水に入れるとコーパルは沈まないそうです。

これは軽くて軟弱なことを意味するので、宝石の琥珀としては認められないのだそうな…

 

ところで、儀式で使う樹脂香というと、ピンとくるのがフランキンセンスですよね。

↑2016年のセドナ旅で買ってきたもの

 

フランキンセンスはカンラン科のフランキンセンスの木から採れた樹脂とハッキリしていますが、

コーパルは原料となる植物がこれと決まっていません。

 

主に松や杉のようですが、琥珀のもとになっているのは広葉樹や針葉樹を含むいろんな種類の樹ということなので、ものによってけっこう香りが違いそうですね。

 

樹脂があるということは精油も作れるはずですが、混ぜ物の入ってない純粋な「精油」はちょっと調べたところでは探せなかった…

いつか嗅いでみたい~

 

 

 

さて、横道に逸れましたが…

 

メキシコ展のつづきです。

展示中で気になったのがマヤ文字。

エジプト象形文字はもっと男性的な感じですが、マヤ文字はまるまるしててグラフィック的にかわいい~

ギャラリーショップには「マヤ文字はんこ」も売ってました。笑

 

 

 

満喫しましたが、展示はけっこうボリュームもあるし人混みに疲れた…

 

満開に咲いてたサルスベリの前で記念撮影~

 

with 母~

 

 

このあと丸の内まで移動して、メキシカンの「MUCHO(ムーチョ)」さんへ!

今日はメキシコDAYなのです。

ここ、10年以上前にも一度来たことあるのですが、当時はメキシカンになじみもなかったし

夜ですごいガヤガヤしててあまりお料理を堪能した記憶がありませんでした…

今回は早めに来たのでよかった!

 

ワカモレは目の前で新鮮なのを作ってくれます。

 

タコスもフレッシュでおいしかった!

 

あとは写真撮り忘れ…(^^;)

 

 

とにかくメキシコを堪能できた1日でした♪

 

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)

 

 

 

 

 

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