先日、大磯の左義長(さぎちょう)に行ってきました!
と言っても、なんのこっちゃ?という方も多いですよね(^^;)
私もそうでした。
左義長とは、いわゆる「どんど焼き」のこと。
お正月飾りやだるま、書初めなどの縁起物を炎で燃やし(お焚き上げ)、
その火で焼いたお団子を食べて無病息災を願う行事です。
日本全国でおこなわれているどんど焼きですが、
中でも大磯の左義長は400年の歴史があり、
北浜海岸で広範囲にわたって行われるため迫力満点!
その炎はなんと、伊豆大島からも見えるそうです。
国の重要無形民俗文化財に指定されていて、
滋賀県の「近江八幡左義長祭り」や
長野は野沢温泉の「道祖神まつり」と並んで有名な火祭りなのです。
ワクワク♪
いざ、会場(浜)へ!
和太鼓がドンドコ鳴って祭り気分を盛り上げております。
駅前の「地場屋 ほっこり」で、左義長セットを事前に購入していました。
お団子を、自分で針金に通して、竹竿にくくります。
やわらかいやら、寒いやらで、上手くできませんでした…(*_*;)
じゃーん!準備バッチリ!
地元の小学生にしか見えません…!笑
お団子を準備してる間にもう火が点けられてて、慌てて浜へ行くと…
高さ7~8メートルぐらいあるサイトが天に向かってボーボー燃えていました。
浜には地区ごとの複数のサイトが、向こうまでずっと続いています。
すると長老らしき人の歌声が聞こえてきて、ダチョウの竜ちゃんならぬ、
ふんどし姿の男衆が勇ましく海へ向かい出しました!!
これは「ヤンナゴッコ」という豊漁祈願の網引きの神事だそうで、
セエノカミサン(道祖神)の仮宮を乗せたソリとともに海に入り…
今度はそれを勢いよく火元に引きずって行きます。
せぇーの!!
ちょうど風下から行ってて、火の粉と煙ですごい熱い上に、
この綱につながれた仮宮がめっちゃ重そうです。
そしてこの炎で、みんな各々で持ち寄ったお団子を焼きます。
ワイワイ♪
寒いから暖を取りたくて近づくも、
顔が、めっちゃ熱いです…!
そして、焦げる…
左の不格好なのが私の。右が友人のお手本。笑
そのため毎年参加している人はみんな、アルミホイルに包んでしっかり保護してました。
私も次回はそうしよ~
あぁ、伝統行事って本当にすばらしいものですね~\(^o^)/
いいものを見させていただきました!
大磯の道祖神よ、そして町民のみなさま、ありがとうございました!
なんと「海そば」さんが臨時営業してたので、おいしい牡蛎バターの味噌ラーメン(冬季限定)を食べて帰りました♡
大磯の左義長、ずっと湘南に住んでる人でもまだ知らない人もけっこういるようなので、
ぜひみんなにも知って、参加してみて欲しいです(^^)
以上、最後までお読みいただきありがとうございました☆
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