元々(精油の)ブレンドに興味はあったけれど、センスと経験が問われるためあまりに遠い道のりに思えてずっと避けていた。
けど、ここに来てちょっとその扉を開けてみようではないかという気持ちになったので、今日はその話。
ところで、いきなり話が逸れるけど…
人って不思議なもので、(性格にもよるけど)すごく興味があってやってみたいことほど、はじめの一歩をなかなか踏み出せない気がする…
大切に思うほど力が入ってしまって、こうでなきゃダメ!って勝手にハードルを上げて、なかなか始められない状況を自ら作り出してしまうものだ。
皮肉なもので、そんなことこそ実はすごく向いてることだったりする。
私の場合セラピストに至る道のりがまさにそうだったし、
実は昔から嗅覚が人より利くという特技?があって、調香師とかソムリエの道も合ってるのではと思っていた。
とくに子どもの頃は匂いに敏感(&神経質)で、
親戚とか大人たちが手をつないでくれる度に、ほどいた後の自分の手の匂いを嗅いでいた。
別に気持ち悪いからとかじゃなく、人によって匂いが変わるので、それをいちいち確認したかっただけなんだけど…
親は恥ずかしい思いをしていたらしい。(そりゃそうだ笑)
ごく最近、自分がHSP(Highly Sensitive Parson)であるとわかり、すべて納得がいった。
たぶんこの性質を持った人はセラピストのような仕事に向いてるし、これから深めていくブレンドについても大いに力を発揮したいところである。
…どんどん逸れてしまったけど、要するに
「興味があることは、あんまり考えずに飛び込んでみた方がいい」ってこと!
思わぬ才能が発揮される可能性があるはずだから。
話を元に戻すと…
そんなわけで、ぼちぼちとブレンドの勉強をしている。
といっても独学で本を読み、気になった精油を思いのままにブレンドしてみるというだけ。
茅ヶ崎サロンになってから精油を10種類以上増やしたので、今までのラインナップの組み合わせではだいたいこんな感じになるだろうって想像ついてたんだけど、かなり複雑になった。
クセの強いのを足してすごく良い感じに仕上がることもあるし、
逆に強烈な感じになってしまうこともある…
ところで、心と精神を癒すブレンドの研究というのが一つ大きな私のテーマで、
参考にしている本がある。
「フレグラント・マインド」
バレリー・アン・ワーウッド 著
不眠、うつ病、トラウマから、
あまり聞いたことのない精神疾患にまで対応するたくさんのブレンド例が載ってるのはもちろん、
自己肯定感、創造性、外向性、思いやりなど、
心の在り方を変える助けになるのがどんな精油か、といったことまで書かれている。
目に見えない領域にまで変化をもたらす植物って、本当にすごい!
そして、精油としてそのエッセンスを分けてもらうことってなんてありがたいんだろう…!
と改めて地球に感謝である。
「ブレンドはアートだ」と言う人が多く、
私もたしかにその通りだと思う。
ひたすら経験を重ねるしか方法はないけれど、
洗練したブレンドができるようになって、この植物の恵みをうまく使いこなせるようになりたいなぁ〜
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