米こうじの魅力 ~日本の国菌でもある麹菌「コウジカビ」で腸を元気に!

 

 

 

先日、そよそよ時代から大変お世話になっているお客さまのおうちへ出張マッサージへ行ってきました(^ ^)

 

初めてお会いしたのはもう7~8年前?

いつもご主人さまとお2人仲良くマッサージを受けに来てくださってて、

そのうちご結婚なさって、お子さまが誕生し…

 

この度、お二人目のベビーがお生まれになりました!

おめでとうございます\(^o^)/

 

記念にパチリ☆

ベビたん、実はギャン泣きしております…笑

 

このあと車に乗ったらすぐスヤスヤ…zzz

眠ってくれました。ほっ(^.^;)

 

 

さてさて、実はとってもお料理上手&研究熱心なお客さまから、米麹(こうじ)のお裾分けをいただきました!

 

じゃーん♪

すでに半分使ったあとの写真でスミマセン…

左の茶色い方は…

そう、醤油麹。

 

では白い方は…?

お米のほかに、半透明のつぶつぶが見えますでしょうか…?

正解は、玉ねぎ麹!

すりおろし玉ねぎと塩が入ってるんです。

醤油麹と塩麹だけじゃないんですね!玉ねぎ麹、初めて知りました。

 

ネットで色んなレシピが見れると思いますが、教えていただいたものも貼っておきます↓

玉ねぎ麹レシピ

 

 

米麹を使ったお料理

これでハンバーグを作るととってもおいしい!と聞いて、

さっそく鶏つくねで試してみました。

 

※生肉の写真があるので、見たくない方はご注意を(>_<)

 

えのき入りの鶏つくね、簡単でおいしいのでよく作るのですが、いつもはお味噌&醤油ベースのちょっと甘辛い味付け。

今回はいただいた玉ねぎ麹を使って、塩ベースで作ってみることに。

 

玉ねぎ麹で作る、鶏つくね

鶏むね挽き肉…200~300g

えのき(細かくきざむ)…適当

全卵…1個

 

そこに玉ねぎ麹を大さじ2~3?

適当に入れたので覚えてませんが…(爆)

塩・酒も少し足してます。

よく混ぜて…

あとはこんがり焼くだけ!

 

完成!!

秋の味覚、大好きな栗やかぼちゃと一緒にいただきました~

玉ねぎの臭みや辛味は完全に消えてて、普通のハンバーグの玉ねぎ感をもっと繊細に、そして和風にした感じです。

玉ねぎからいい感じの旨味が出てて、麹の甘さも感じられて、とってもおいしかった~!

 

玉ねぎを使う料理になら基本なんでも合うそうなので、今後もいろいろ試してみたいと思います♪

 

 

そして醤油麹の方は…

実は以前、生活クラブのビオサポ食材セット(もう野菜とか切ってある簡単調理キット)で

鶏と野菜の醤油麹炒めを食べたらとってもおいしくって!

でも麹ってめんどくさいんだろうな~…と、気になりつつも自分では試してなかったんです。

…が、熟成させたりするので完成まで時間は要するけれど、手順自体は全然むずかしいものではないんですね!

これがあれば炒め物の味付けの幅も広がるし、発酵食品なのでお腹にも◎

 

いただいた醤油麹は鶏とオクラと炒めて、これまたおいしくいただきました。

(ちょっとたくさん作り過ぎたけど…笑)

 

 

そもそも米麹とは…?

ここでちょっとだけ学習タイム。

米麹とはそもそも何なのでしょう…?

発酵から完成までのことを全然知らなかったので調べてみたら、すごい興味深かったです!

 

日本の麹菌は、国菌に認定されている「コウジカビ」

米麹を知るにはまず、「麹菌」について知らなくてはなりません。

 

麹菌とは、カビの一種で糸状の菌です。

カビといっても人体に害はなく、むしろ体に良く、欧米でいうところのチーズのカビのような感じ。

この麹菌は高温多湿な地域にしか生息しておらず、なかでも「コウジカビ」は日本にしか生息していなくて、日本の「国菌」に認定されているのだそうです!!

なんと、素晴らしい~!

ガラパゴスイグアナばりに貴重なものだったんですね~

 

麹菌はそのまま使うのではなく、お米や大豆などに培養させた「麹」にして使います。

そう、このお米に培養させたものが「米麹」なんです!

また、煮大豆に米麹と塩を加えると米味噌になります。

 

米麹ができるまで

お米を蒸し煮にして、その後、麹菌を付けて培養します。

この段階で、麹菌に含まれる「プロテアーゼ」のはたらきでお米のタンパク質はアミノ酸に、

「アミラーゼ」のはたらきでデンプン質は糖分に変わります。

麹菌には他にも、脂質を分解する「リパーゼ」などたくさんの酵素を生成します。

そして、この酵素が素材をやわらかくしたり、発酵食品の旨味などを引き出しているのだそうです。

 

こうしてお米に麹菌がしっかり付けて、乾燥させたものがいわゆる「米麹」

伊勢惣の「みやここうじ」とか、一般的に売られてる乾燥麹です。

そして、さらにこの乾燥麹を自宅でお水や調味料で溶いて発酵させたものが、

私が今回いただいた「醤油麹」や「玉ねぎ麹」なんですね~!

 

長い道のりを経て、麹菌が私たちのお腹に届くのですね。感動です…♡

 

塩麹と醤油麹の作り方は、こちらもお客さまに教えていただいた、セーラさんのYou Tubeチャンネルでわかりやすく説明されてますので、ぜひご参考に(^.^)

 

 

乾燥麹から醤油麹を作ってみた!

…ということで私も早速、乾燥麹を買って、

醤油麹づくりにチャレンジしてみました♪

 

マルモ青木味噌さんの、

「善光寺平 米こうじ」

乾燥麹でパラパラのものです。

 

煮沸消毒済みの容器に、半分ぐらい米麹を入れます。

醤油麹はとっても簡単!

米麹と同量の醤油を加えるだけなので、量は適当です。笑

 

醤油を注ぎ、まぜまぜ…

 

そして密閉!

とくに乾燥麹は醤油をたくさん吸収するので、上の方に浸ってない部分が出てきます。

乾いた部分はカビが生えやすいので、醤油を足して常にひたひたの状態に…

3日くらい経って醤油を吸わなくなるまで毎日、醤油を足し続けます。

 

その後も1日1回、底からしっかりかき混ぜて発酵が進むと、こんな感じに…

これは6日目ぐらい。

米粒が崩れて色もまろやかになってます。

 

完成までには冬で2週間ほど、夏は1週間ほどかかります。

最後3日間ほどは、酸素に触れさせるため蓋を軽くして(私はキッチンペーパーをふんわり乗せたりして)保存。

 

保存期間は冷蔵庫で3ケ月ほど。

熟成は冷蔵庫に入れたあとも進むので、たまにかき混ぜます。

 

できたら何のお料理にしようかな~

ワクワク(^^♪

毎日かき混ぜながら完成を待ってると、生き物を育ててるようで楽しいです!

 

 

みなさんもぜひ試してみてね

発酵食品の文化って本当に奥が深いし、

本当にありがたいですよね。

菌のはたらきによって、腸内で勝手に栄養が増えて、健康になっていくなんて…

すごい!

 

日本人でよかった…

と心から思うのでありました(´-`)♡

 

次は玉ねぎ麹も作ってみよ~

淡路島さんの特大玉ねぎ…

大きさが伝わるでしょうか!?

思わず近くにあったユースキンを並べてみた。笑

 

みなさんもおいしい麹レシピを発見したらぜひ教えてください(^^)

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

「食と健康」シリーズ、また書こうと思いますのでお楽しみに~

 

 

 

 

 

 

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