初夏の箱根へ遠足に②|ポーラ美術館 企画展「SPRING わきあがる鼓動」

 

 

 

皆さま、こんにちは。

 

前回は、箱根 仙石原にある「湿生花園」で、

初夏ならではの、あざやかな若草色と、

花々の美しい様子をお伝えしました。

 

前回の記事はこちら

▶︎ 初夏の箱根へ遠足に①|新緑の湿生花園

 

 

今回は、

ポーラ美術館で5月31日まで開催していた企画展

「SPRING わきあがる鼓動」

を見てきた様子をお届けします。

 

ポーラは以前、一度だけ行ったことがあるのですが、

当時は今ほど絵に興味がなかったし、

森の「遊歩道」もお散歩できなかったので…

大満喫してきました!

 

あぁ…

今思い出しても楽しさがよみがえる…♡

 

それでは早速、

ご一緒しましょう。

 

 

 


自然を壊さないよう、地下に掘られた美術館

 

ポーラ美術館に着いたのは13時ぐらい。

 

夕方から曇りの予報でしたが、

このときはまだ木漏れ日がキラキラしててきれいでした。

 

 

建物がとても印象的で、

「2001年 宇宙の旅」や、「007」のスペクターの基地を思わせる、

未来的な空間。

 

今までくわしいことは知らなかったのですが──

美術館を建てるにあたって、

この土地の生態系を損なわずに、自然への影響をいちばん少なくすることを考え、

この建築に至ったそうです。

 

地上部分は木々の高さを越えない8メートルに抑えられ、

地下深く穴を掘り、免震構造によって建築を浮かせているのだそう。

 

これによって美術館を地震や湿度から守り、

さらに、地下の水脈も守っているそうです。

 

まるで、

母なる山のおなかに眠る、胎児のようですね。

 

 

したがって、深くもぐる構造ですが、

天井のガラス窓から光が差し込むので、

閉塞感もありません。

 

 

 

来て早々ですが、

まずはランチタイム。

本当はルデラというお店に行ってみたかったのですが、定休日で…

 

館内のレストラン「Array(アレイ)」でいただくことに。

 

窓際の席が1つだけ空いてて、番号も7でした。ラッキー⭐︎

 

1人でサクッと食べるにはちょっと贅沢ですが…

 

鳥や木々の観察もできたし、

ハンバーグとハーブティーもおいしかったし、

窓を見ながら、うるうる…(エモーショナルなHSP)

 

特別な時間を過ごせて感激です。

 

 

 


浮世絵から、モネ、ゴッホ、ゴーギャン、アンリルソーも

 

今回の「SPRING わきあがる鼓動」は、

開館以来初めて、箱根という土地に焦点をあてた展示ということです。

 

箱根郷土資料館の貴重な浮世絵コレクションをはじめ、

現代アーティストたちの箱根の自然と共鳴する作品、

そして、モネやゴッホ、ゴーギャン、アンリ・ルソーなど、

西洋絵画を楽しむことができます。

 

 

展示は、インスタレーションから始まりました。

森を背に、

うす〜い羽衣が、風でいろんな山を作ります。

 

インスタレーションって、癒されるの多いですよね。

この異空間、好きです。

 

 

浮世絵エリアの写真がなくて、すみません。

 

 

 

さて、西洋画エリアへ。

 

そんなに混んでなくて、

みんなわりとあっさり、写真を撮って数秒眺めて次へ行ってしまうので、

舐めるように観察したい私にとってはありがたかったです。

 

「睡蓮の池」

 

ヴェネツィアを訪れたときの絵(↓)なんかもあったのですが、

「サルーテ運河」

 

あのイタリアのカラフルでわかりやすい世界が、

モネの目を通すと

「こんなやわらかく、ニュアンスワールドになっちゃうんだな〜」

と、ため息が出ました。

 

ちなみに…

2026年6月17日から

モネ没後100年、ポーラ開館25周年を記念して

モネ展が開催されるんですね。

ご興味ある方は、ぜひ。

 

 

続いて、ゴッホ。

「草むら」

 

「あざみの花」

 

間近であのモリモリした絵の具を凝視。

ほんと、センス。

(またため息)

 

 

そして、ゴッホからの──

ゴーギャン。

 

「白いテーブルクロス」

 

「異国のエヴァ」

 

私、ゴーギャンって豪快な筆使いで

タヒチの情景を描く人としか認識してなかったんですが…

 

「な、なんだこれは…!

すごくいいじゃないか…!!」

 

と衝撃でした。

 

 


以下、余談です。不要な方は飛ばしてネ!

 

わたくしずっと、

「自分が表現したいのってなんなんだろう?」

を探求しているのですが、

 

すごいな〜って尊敬する絵と、

好きな絵と、

描きたい絵と、

描ける絵(技術はもちろんテンション的にも)って、

ぜんぶ違うんですよね。

 

 

でも最近、それがなんとなく見えてきてて、

今ここで、ゴーギャンの絵に出会えたことで、

より答えが見えてきたというか…

 

 

西洋画を見るほどに、

浮世絵や日本画に戻らされるというか、

自国の芸術に原点回帰させられる体験をします。

 

浮世絵に影響を受けた西洋画を見ると、

ハッとするものがあるのですよね。

 

なぜなら、漫画もアニメもそうですが、日本人の遺伝子には、

平面と線と余白を使った表現が、染み付いているんですよね。

 

だから、その周辺の絵を見ていると、ストンと来る。

 

そして、

ジャポニズムの影響を受けた芸術家の中でも、

モネやゴッホではなく、ゴーギャンが好きと思った理由と、

ほかの好きな画家との好きな点をつなげていったら…

 

「あ、そっか(ピカーン!)」

となったのです。

 

余談、終わり。

 


 

 

そして、今回とても楽しみにしていた、

アンリ・ルソー。

「エデンの園のエヴァ」

 

この、フラ・アンジェリコやシエナ派を思わせる絶妙なヘタウマ感(←失礼)

 

私は美大卒でないのがコンプレックスでもあるので、

諏訪のハーモ美術館にあるような素朴派の絵画がけっこう好きです。

 

アンドレ・ボーシャンが好きですが、

ルソーの熱帯楽園の感じも好き。

 

「”いい絵”って、写実のうまさじゃなくて、

心がこもってて、その人のオリジナリティが昇華された形なんだよな〜」

と、改めて実感します。

 

 

 

ポーラには、マティスの「リュート」も収蔵されていますが

今回は展示がなくて、

切り絵はたくさんありました。

「ジャズ」

 

 

全部紹介しきれなくて残念ですが、

現代アーティストたちの作品もきれいでした。

 

これは別展示されてた、昔の化粧道具から

ガラスの容器いろいろ。

 

 

ルネ・ラリックとガラスの森美術館は、

また今度、姥子温泉とあわせて行こうと思っていますので

お楽しみに〜

 

 

 


森の遊歩道

 

ポーラ美術館の周りの森には、

展示も兼ねた遊歩道があります。

 

たっぷり森林浴ができますよ。

 

辺りには、鳥たちのさえずりが。

 

周辺で見られる鳥たち。

 

森に調和する作品。

 

近くを小川が流れてて、遊歩道を外れて歩いていたら

警備員さんに注意されてしまった。テヘ

 

 

 


 

さて──

 

2回にわたって、

箱根 仙石原の遠足をお届けしました。

 

 

ポーラ美術館では、6月17日から

没後100年・開館25周年記念でモネ展が開催されるようです。

ご興味ある方は、

箱根に避暑がてら行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

それでは、また別のお出かけ記事でお会いしましょう〜

ciao!

 

 

次におすすめの記事:

 

▶︎ 諏訪旅行記《2日目 ①》朝の諏訪湖さんぽ、北澤美術館、手打ち蕎麦「あきしの」

美術館の様子はほとんどないしハーモ美術館ではありませんが…

さわやかな諏訪の様子が楽しめます。

 

箱根の自然がお好きなら、こちらもおすすめ

▶︎ 春の箱根・湖尻へ|静かな森と湖畔をゆったりお散歩

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トラックバック URL

https://soyo-soyo.jp/19477/trackback

PAGE TOP