塩分不足が冷え性の原因に!ちゃんと塩分を摂ったら冷えが改善してきた体験談

 

近年、「減塩」が定着して誰でも「塩分摂り過ぎ」を日常的に気にするようになりました。

もちろん極端に塩分を摂り過ぎるのはよくありません。

しかしその裏では減塩が浸透し過ぎるあまり、高血圧でない人や本来は減塩しなくて良い人まで塩を制限するようになり、塩分不足の人が増えているのです。

 

塩分不足は冷え性の原因にもなります。

特に最近は若い女性に冷え性の人が増えていますが、かく言う私もその一人。

でもあるとき自分の塩分不足に気付き、塩を積極的に摂るようになってから徐々に冷えが治ってきたのです!

 

今回はそんな私の体験談を交えつつ、塩分の必要性から効果的な摂取法まで詳しくお伝えします。

冷えを解消したい女性にはもちろん、すべての日本人にぜひ知っておいて欲しいことです。

 

目次:

  1. 塩分不足が冷え性の原因だと気付いたきっかけは「低血圧」
  2. 塩分不足だと何が起こる?メカニズムと様々な症状
  3. 減塩ブームに振り回されず、自分に合った量を質の良い塩分で摂取しよう
  4. 塩分をしっかり摂ったら変わってきたこと
  5. まとめ

 


1.塩分不足が冷え性の原因だと気付いたきっかけは「低血圧」

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私は現在31歳ですが、学生時代からずっと冷え性に悩まされてきました。

長時間デスクワークのお仕事を辞めてセラピストになってからは体を動かすことが多いのでだいぶ良くなってきましたが、もう少し改善できたらなぁ…とずっと考えていました。

 

そんなとき、昨年たまたま病院に置いてあった誰でも自由に使える血圧計(健康センターとか病院によく置いてあるあれです)で血圧を計ってみたところ、上が100に届かなかったのです。

念のため2回計ったものの結果は同じ。。

そういえば大学時代も献血のときギリギリだったなぁ…と思い出しました。(献血は上が100以上ないとできない)

 

元々体力はある方で、いわゆる低血圧の人に見られるようなフラフラしたり貧血になったり…ということもなかったので、今まで血圧について深く考えることもなく過ごしていたのですが、、

これがきっかけとなり、「そうか!血圧が低いから身体が冷えるんだ!」と、長年の冷え性の原因に気付くことに。

 

そしてどうやって血圧を上げるか考えた末、

「高血圧の人が塩分控えなきゃいけないのなら、低血圧は塩分増やせばいいじゃない!」という結論に至りました。

 

『塩は血圧を上げる=体温が上がる』

こんな単純なことなのにうっかり見落としていて、ずっと「塩分摂り過ぎは良くない!」と固く信じ、料理も薄味を貫いて生きてきてしまいました。

気付いたときは、すごい衝撃でした^^;「こんなところに原因があったか!」と。

 

同時に、「減塩の浸透しすぎ」がやんなっちゃいました。。。

本題から少し話は逸れますが、巷の情報って本当に信用ならないというか、惑わされてはいけないなと私は心底思います。

別に「無理に何でも疑え」というわけではありませんが、この視点が鋭くなってくると、本当は人間の体に必要ないもの・良くないものが大企業のお金儲けのために「健康的ですよ~」と売られているものなどわかるようになってくるからです。

「真実を見抜く眼を養うこと」ってとても大事です。

…これについてはきちんとお伝えできる準備ができたときに、ちゃんと記事にしたいと思います。

 

というわけで、巷の減塩過剰アピールを振り切って、積極的に塩分を摂り入れる方向へチェンジしました。

 


2.塩分不足だと何が起こる?メカニズムと様々な症状

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塩分(=ナトリウム)は人間の体になくてはならない極めて大切なもの。

現に人間の体は7割以上が水分でできていると言いますが、この水分はただの水ではなく塩水(厳密に言うと約0.9%濃度のナトリウム水)です。ただの水では生命維持活動を支えることはできず、「ナトリウムを含んだ水」で体内が満たされていることが必要なのです。

ちなみに、これがなんで砂糖でもお酢でもなくナトリウムでないといけないのかは、実は数々の研究でもまだちゃんとした答えが出ていないそうですよ。

生命はみんな海から来たんだから、やはり塩水は生き物にとって「ふるさと」のようなものでしょ、、と私は勝手に思っています…^^

 

塩分と水分の密接な関係

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さて、塩分不足について深く掘り下げていく前にまず「塩分と水分の密接な関係」について説明しなくてはなりません。

このメカニズムについて知ることで、冷え性をはじめ塩分不足が引き起こす症状をより理解しやすくなると思います。

ポイントは、『塩分は、体内の総水分量(血液や消化液など)を増やしたり減らしたりするカギを握っている』ということです。

 

人間には「体内の塩分と水分のバランス(=塩分濃度)を常に一定に保つ」という機能があります。

 

例えばラーメンを食べて塩分が多くなったら、のどが渇いて水が飲みたくなります。

これは体内の塩分濃度が一時的に濃くなったので、それに合わせて水分を摂ってバランスを戻すため。

逆に、お水やお茶をたくさん飲んで体内の塩分濃度が薄くなったときは汗や尿として水分を排出して調整します。

 

つまり体内において塩分と水分は2つで1つ。決して切り離しては考えられないのです。

 

体内の総水分量を増やしたいと思ったら、塩分・水分の両方摂ることが必要になってきます。

お水やお茶だけを摂っても、塩分量が増えない限り結局「余分な水分」となって排出されてしまうからです。

夏の熱中症対策で「塩分も忘れずに!」というのもこのためです。

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また、塩分が血圧を上げるメカニズムも上記の仕組みが元になります。

 

まず塩分を摂ると、のどが渇き塩分濃度に合わせて水分を補給します。

すると体内の総水分量が増えます。

総水分量が増えるということは血液の量も増えるということ。

血液が増えると血管の壁が圧迫され、血圧が上がるのです。

 

塩分と水分の関係、何となくイメージつかめましたでしょうか?

塩分は、血液や消化液の量を保つためになくてはならない存在なのです。

 

塩分不足で起こる症状

塩分不足で総水分量が減ると、冷えをはじめ様々な体の機能を低下させてしまいます。

具体的にどんなことが起こるのでしょうか?

体が冷える

先述の通り塩は血液の量を増やし、血圧を上げて血液循環を良くし、体温を上げてくれます。
塩分不足ではこの逆のことが起こり身体が冷えてしまうのです。また、血液量が減ると血もドロドロになり血行不良に拍車をかけます。

頭痛・めまい

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酸素は血液によって脳に運ばれます。血液が少ないと脳への酸素供給量も減り、その結果頭痛やめまいが起こることがあります。

貧血

塩分が足りないと血液量が減るので、その結果貧血になりやすくなります。

食欲が落ちる・栄養が摂れなくなる

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塩分が減ると胃の消化液も少なくなります。すると消化活動が低下して食欲が落ちたり、食事の栄養をきちんと摂取できなくなってしまいます。

体力・気力が落ちる etc…

本来必要な塩分・水分が体内にないと、生命維持のためのあらゆる活動が円滑にいかなくなります。体力が落ちて、人によってはその影響が心まで達することも…。つまり水を与えられない植物のようなもので、エネルギー不足の状態に陥ってしまうのです。

 


3.減塩ブームに振り回されず、自分に合った量を質の良い塩分で摂取しよう

ここからは具体的にどのように塩分を摂っていくのがよいか、私の個人的な考えをお伝えしたいと思います。

 

本当に必要な塩分量とは?

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結論から言うと、1日に必要な塩分をハッキリ「何g」と決めることは無理だと私は思っています。

なぜならその人によっても、その時の状態によっても、必要な塩分量は変わるからです。

 

ちなみに厚生労働省から出ている摂取基準は2015年版から

【18歳以上の女性】1日7g未満

【18歳以上の男性】1日8g未満

となっています。

が、この値は5年ごとに改訂されていて

2010年版だと女性7.5g/男性8.5g

2005年版では女性8g/男性9g

…と5年ごとにじわじわ減っているのです。

さらに2000年まではずっと「10g以下」という数字でした。

 

厚労省は「高血圧予防のため」ということで若い世代にも減塩を推進していますが、塩分不足の危険性がこれだけあるにも関わらず国民全員に高血圧リスクを押し付けて摂取量をどんどん下げていくのは、私はおかしいと思っています。

現に、私の体には1日7g未満では足りません。

 

では一体どのようにして自分に必要な塩分量を把握したら良いのでしょうか?

 

私が実際に試したのは、(この後お伝えする質の良い塩分を)欲しいと思うだけ摂るようにしたことです。

自分の体の感覚を信じてみたのです。

 

皆さんも多かれ少なかれ塩っ辛い食べ物をおいしいと感じるはずです。

でも塩分摂りすぎは良くないから…と抑えていると思いますが、体がそれをおいしいと思うのは、それが必要だからなのです。

妊娠初期の妊婦さんが「食べづわり」でジャンクフードなど求めるのも、胎内で赤ちゃんの体を作るために塩分がいっぱい必要になるからだと言われています。

また小さい子どもは漬物など塩っ辛いものが好きですが、これも小さいうちはいっぱい汗をかいて塩分を消費するので、その分必要になるからです。

 

そうは言っても、そんなことしたら知らないうちに塩分摂り過ぎになってしまわないかしら…?と心配に思う人もいると思います。

…が、本来塩分は「不足」はあっても「摂り過ぎ」はあり得ないのです!

 

もちろん毎日30gも塩を摂っていたらだめですし、すでに高血圧の人に塩分摂れとは言いません。

ただ、通常なら塩分を少し多めに摂ったぐらいなら先述の「塩分バランス調整機能」が働き、お水を飲んで排出し、体が自動的に正常な濃度にしてくれるのです。

むしろこの働きを積極的に利用した方が、体の排出機能をフル活用することになるので健康的です。

しかも日本人は元々「食塩感受性」がない(塩分を摂っても過度な血圧上昇につながりにくい)人が多いので、本来そこまで減塩に過敏になる必要はないのです。

 

ただし、代謝が悪くて汗をかけない体質であったり腎臓の機能が低下していると、こういった一連の機能が働かないことがあります。

日頃から体に入ったものを上手に代謝できる体質をキープしておくことも大事です。

下記は代謝アップについての記事なので、よかったら参照してみてください。

関連記事:暑いのに汗が出ない!夏こそホットストーンで代謝を上げて汗をかこう

 

また、「高血圧の原因は塩分取り過ぎ」という説もかなり浸透してしまっていますが、実は塩分が絶対的な高血圧の原因ではありません。減塩が浸透してからずいぶん経つのに高血圧患者が減っていないことからも明らかです。

また、摂る塩分の質によってもそれが高血圧の原因となるか否かに差が出るのです。(次項参照)

そもそも日本人は昔から味噌や醤油、梅干し、漬け物などでたくさん塩分を摂ってきた歴史がありますし、血圧高め=悪いことではないのです。日本の風土で暮らすにはそのような塩分摂取が必要だったから長年そうしてきたわけです。

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東北地方の濃い目の味付けのことなど考えるとわかりやすいと思います。

寒い地域では他の県と比べて塩分摂取量が多いと言われていますが、これは血圧を上げて体温を保ち、厳しい寒さに耐えるためなのです。

また寒さだけではなく、汗をたくさんかく高温多湿の日本の夏にも塩分は適しています。

 

大昔の人は塩分量をあれこれ測定して摂取量を決めていたわけではありません。

塩分多めで血圧高めの方が調子が良いから代々そうやって生きてきたわけです。

それなら現代でも体の感覚に従って、欲しいだけ塩分を摂るのも理にかなっていると私は思います。

 

質の良い塩分とは?

現在出回っている塩の中には、「天然塩」と「精製塩」の2種類があることをご存知ですか?

 

日本は昭和46年に塩田での伝統的な塩作りが廃止され、「イオン交換」という方法に切り替えられました。

イオン交換というと何だかいいイメージに聞こえてしまいますが、イオンの吸着作用を使って塩化ナトリウムだけを取り出す方法です。

そのためイオン交換方式で作られた精製塩には、天然塩にたくさん含まれているカルシウム・マグネシウムといったミネラル(にがりの成分)が全く含まれていないのです。つまり、ただの塩化ナトリウムです。

政府は塩田廃止とともにこの精製塩を長い間専売制にしていたので、民間の業者が伝統的な製法で天然塩を作ることもずっと規制されていました。したがって国民も、それが終わる1997年(最近!)まで天然塩を手に入れることができなかったのです。

専売制終了後は天然塩も復活して、今ではいろんな種類の塩を口にすることができるようになりました。

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精製塩がなぜ良くないのか?それはミネラルが全部取り除かれてしまっているからです。

ミネラルを含まない単なる塩化ナトリウムは、高血圧リスクを高めます。

実は精製塩の専売開始後に高血圧患者が増え出したとも言われています。

逆に天然塩は、豊富なミネラルやにがりを含み、塩化ナトリウムと一緒に人間の体に必要な様々な栄養をもたらしてくれます。

精製塩と天然塩は似て非なるもの。必ず「天然塩」を選びましょう。

 

見分け方としては、天然塩は塩田を用いて海水を天日干しするなど伝統的な製法で作られたもので、塩化ナトリウムの他にマグネシウムやカルシウムなどミネラル含有の表記があります。「あら塩」も天然塩です。

精製塩には「99%塩化ナトリウム」とか「イオン膜」などの表記があります。

 

お料理のとき塩は天然塩を使い、同時に味噌や醤油、梅干し、漬け物など日本古来の食べ物を摂りましょう。

味噌や醤油なども、伝統的な製法と良い原料で丁寧に作られたものを選ぶことが大切です。

私はお米と野菜を中心にお肉や魚もたまに摂りつつ、これに上記のような形で塩分をしっかり摂る食事を基本にしています。

 

ちなみにごはんは酵素玄米がおすすめ!

体本来の機能を高めてくれる上、モチモチでとってもおいしいんです^^

関連記事:やってみたらとっても簡単!驚くほどおいしい酵素玄米の炊き方・完全ガイド

 


4.塩分をしっかり摂ったら変わってきたこと

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私が塩分を積極的に摂るようになってから約半年が経ちましたが、こんな変化を感じています。

 

冷えが改善してきた

まだ完全に治ったわけではなく、極端に寒いときはやはり冷えてしまいますが、以前よりも血が巡ってるなぁ~と感じるようになりました。体の芯がぽかぽかする感覚です。

あれ以来血圧を計っていないので数値を書けずに恐縮です。。今度ちゃんと計って記事に書き足します!

 

代謝が上がった

元々代謝が悪い方ではないのですが汗もお通じも含めて、「何かを摂り込んで排出する」という循環がとってもスムーズに行われている気がします。

年始から食事改善もしていたので塩の影響だけではない気もしますし、数値で計れないので何とも言えませんが、塩分を含めて食事に気を遣うとやはりいいことだらけだなぁと感じています。

 

なんだか元気になる!

自分の体内の質量が上がる感じというか…

うまく言えませんが、「あ、元気になるってこういうことか~」と実感します。

エネルギーが薄かったのが、濃くなった!そんな感じです。

明確に表現できませんが、確実に変わったので、冷え性の人にはぜひ体験してみてほしいです!

 


5.まとめ

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塩分は冷え解消だけでなく他にも様々な健康をもたらしてくれること、

逆に塩分不足や質の悪い塩分がもたらす悪影響などおわかりいただけたでしょうか?

1997年まで精製塩の専売が続いていたのは衝撃でしたが、天然塩が普通に口にできる時代になって本当に良かった!と心から思います。

身近な存在の塩。

ぜひ今日からでも本当に自分に合った塩分摂取についてきちんと考えてみてください☆

 

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