在宅ホスピス医の内藤いづみ先生にお会いして

 

 

先日、在宅ホスピス医の内藤いづみ先生が、お嬢さまと一緒にお越しくださいました。

 

「ホスピス」とは、主に末期のがん患者さんが安らかに旅立つための場所のこと。

内藤先生は、ホスピスの中でも自宅で最期のときを過ごしたいと望む患者さんのお手伝いをする「在宅ホスピス医」です。

山梨県は甲府にある「ふじ内科クリニック」の院長として働きながら、クリニックの休診日には講演のため全国に足を運び、著書も多数。

遠藤周作さんや永六輔さんともご縁のある、すごい方!

 

超多忙な中、いつもそよそよにお越しくださっているお嬢さまからのプレゼントということで、お足を運んでくださいました。

 

 

お会いしてみると、こちらまでパッと明るくなるような笑顔と元気!

慈悲深くあたたかいのに、どこかサッパリ爽やかな空気をまとっているのが印象的でした。

 

お土産に、金木犀の花びらジャムをくださいました。

うっとり、いい香り〜♡

クリームチーズと一緒にパンに塗っていただきました。

 

実は、先生の施術をしたあと驚いたことがあって…

(私の)体がすごーくスッキリ軽くなりました!

マッサージとか癒しのお仕事はみんな結局エネルギーワークに通じることが多いので、クライアントがスッキリすると同時に自分も軽くなる体験はけっこうあるのですが、

その度合いがすごかった!

手のひらもツルンツルンのキラッキラ゜゚・*.。.:*☆

 

以前もこのような体験が一度だけあるのですが、そのときも看取り看護をなさっている方の施術後でした。

 

やはり、人の命を本気で考え行動している人の波動は違うんだなぁ〜…と感激!

平成…もとい、令和のマザー・テレサと勝手に呼ばせていただきます!

 

 

そして後日…

先生が今年1月に出版された著者を送ってくださいました。

 

4000人のいのちによりそった”看取りの医者”が教える

死ぬときに後悔しない生き方

日本の社会が発展していく中で、病院で死ぬことが当たり前になり、いつのまにか「死」というものを想像しにくくなってしまいましたが…

それは誰にもいつか必ずやってきます。

 

自分がもうすぐ死ぬとしたら…

どこで過ごしたいですか?

何を伝えたいですか?

やり残したことはないですか?

 

そして、大切な人が死ぬときに…

何をしてあげたいですか?

言い残したことはないですか?

 

この本は、21の看取りにまつわる物語を通して

「最期のとき」について深く考えさせてくれます。

 

そして「死に方」について考えることは、「生き方」について考えることでもあります。

過去でも未来でもない、今この瞬間を精一杯味わって生きよう!

そんな気持ちがふつふつと湧きあがりました。

お花畑や三途の川で知られる「臨死体験」の話もちょこっとあります♪

 

 

個人的な話になりますが…

私は今まで、2人の看取りを経験したことがあります。

 

1人は祖父。

父親のいない私は、4歳の頃から母と祖父と3人で暮らしていたので、祖父と言ってもかなり近い存在です。

入院生活をとても嫌がっていましたが、タイミング良く自宅へ帰すことができず…

それでも最期は自宅で看取りましたが、帰ってから10日とあっという間のことで、

みんなが寝ている間にひっそり息を引き取りました。

 

もう1人は、母の再婚相手です。

がんに気付いたときはもうかなり進行していて、大手術をしましたが合併症に。

なかなかICUから出ることができず、たくさんの管に繋がれた状態で、母と私の目の前でこの世を去りました。

 

もちろんどちらもその当時のベストを尽くし、考えられる中で最善と思う選択をしましたが、

「あのときああしていれば…」という思いは後からやってくるものです。

 

その原因というか理由を考えると、

やはり一番大きいのは、本人がやり残したことや伝えたい想いなどを、おそらくは未消化のまま最期を迎えさせてしまったことだと思います。

「今まで通り健康を取り戻す!」とか、「もう1つの治療法を選んでいれば…」とか必ずしも病気の治癒へのアプローチをがんばることではなく、

すべてを受け入れて、穏やかに死を迎えられるように、

一瞬一瞬の「生」を全うできるように、支える。

これがとても大事だったんだな…と思うのです。

 

 

この本を読んで、

みんな最期にしたいことって何か特別なことではなくて

お母さんが台所で料理する音が聞こえるだけでうれしいとか、

息子が学校から帰ってきたら「おかえり!」と迎えてあげたいとか、

なにげない日常の幸せを感じたいだけなんだと知りました。

 

あとは、「ありがとう」「ごめんね」

そして「さよなら」を、ちゃんと伝えることの大切さも…

「さよなら」はもちろん言いたくないけど、本を読んでて「言ってなかったな…」と思うと、やはり涙が止まりません。

 

もしまた大切な人が、もう治療で良くなる見込みがなくなったときには、過去のつらい経験やこの本に教えてもらったことを活かして、もう少し良い看取りができるのではないかと思います。

 

 

私はマタニティマッサージの仕事をしているため「生まれる」側から命について考えることが多いのですが、「生まれる」も「死ぬ」もよく似たことだと思っています。

なので、反対側からではありますが、宇宙を通じて先生とお会いできたような気がして、心からうれしいです。

 

数ページ読んでは号泣(T . T)…のくり返しで、なかなか読み進まない&電車やカフェで読めませんが、笑

心が洗われて、1日1日を大切に生きるパワーをもらえます!

ぜひ皆さんも読んでみてください。

もちろん、そよそよ図書室にも置いてます(^ ^)

 

 

↑ちょこっと夏休みをいただいて、諏訪の車山高原に行ってきました。

八ヶ岳の向こう側、内藤先生に想いを馳せて…

 

 

 

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